「平日は忙しくてあまり使わないけど、休日にがっつり開発したい」
そんな働き方をしている開発者にとって、Claude Codeの料金プランは悩ましい問題です。Proプランだと休日にすぐ上限に達してしまう。かといってMaxプランは毎月の固定費が高く、平日に使い切れない分がもったいない——。
この記事では、Proプラン+追加使用料(Extra Usage)とMaxプランのどちらがコストパフォーマンスに優れているか、休日集中型の使い方を想定して詳しく分析していきます。
各プランの基本情報
まず、各プランの概要を整理しておきましょう。
Proプラン(月額)
Proプランは、Claude Code入門に最適なプランです。基本的な開発作業をこなすには十分な使用量が含まれており、5時間ごとにおよそ10〜40プロンプト程度のClaude Code利用が可能です。小規模なリポジトリ(1,000行未満程度)での軽作業に向いています。
Maxプラン
より高い使用量を必要とするユーザー向けのプランで、2つのティアがあります。
- Max 5x:月額$100(Proの5倍の使用量)
- Max 20x:月額$200(Proの20倍の使用量)
Max 5xでは5時間ごとに50〜200プロンプト程度、Max 20xでは200〜800プロンプト程度のClaude Code利用が可能です。
追加使用料(Extra Usage)
Proプラン・Maxプランいずれにおいても、含まれる使用量を超えた場合に追加使用料を支払って利用を継続できます。料金はAPIの標準価格と同じで、トークン単位での従量課金となります。
主要モデルの追加使用料(1Mトークンあたり)
| モデル | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| Sonnet 4 / 4.5 | $3 | $15 |
| Opus 4 / 4.1 | $15 | $75 |
| Haiku 4.5 | $1 | $5 |
ターゲット読者の使用パターンを想定
今回のシミュレーションでは、以下のような使用パターンを想定します。
- 平日(月〜金):仕事が忙しく、ほとんど使用しないか軽い利用のみ → Proプランの範囲内で収まる
- 休日(土・日):一日中集中して開発作業 → Maxプラン相当のトークンを使用
この場合、月に8日程度の休日があり、その日だけ大量にトークンを消費することになります。
シミュレーション:月間コスト比較
前提条件
休日1日の使用量を具体的に見積もってみましょう。Claude Codeでの開発作業では、コードベースのサイズや会話の長さによってトークン消費量が大きく変動しますが、一日中集中して作業する場合、Sonnet 4を使用して以下のような消費が想定されます。
- 入力トークン:約500K〜1Mトークン/日
- 出力トークン:約100K〜300Kトークン/日
ここでは、中程度の使用量として入力750Kトークン、出力200Kトークン/日で計算します。
ケース1:Proプラン+追加使用料
固定費:$20/月
追加使用料の計算(休日1日あたり):
Proプランの使用量でまず作業を開始し、上限に達した後は追加使用料に切り替えます。Proプランである程度カバーできるとして、追加使用料で消費する分を仮に入力500Kトークン、出力150Kトークンとすると:
- 入力:0.5M × $3 = $1.50
- 出力:0.15M × $15 = $2.25
- 1日の追加使用料:約$3.75
月間コスト(休日8日の場合):
- 基本料金:$20
- 追加使用料:$3.75 × 8日 = $30
- 合計:約$50/月
より集中的に使う場合(入力1M、出力300K相当)では:
- 追加使用料:$6〜$8/日程度
- 合計:約$70〜$85/月
ケース2:Max 5xプラン
固定費:$100/月
Max 5xはProの5倍の使用量が含まれるため、休日に集中して使っても追加使用料が発生しにくいのがメリットです。ただし、平日にほとんど使わない場合、その分の使用枠は無駄になります。
週あたりの使用可能時間の目安はSonnet 4で140〜280時間とされており、週末だけの利用でも十分にカバーできる可能性が高いです。
ケース3:Max 20xプラン
固定費:$200/月
Max 20xはProの20倍という大容量プランです。週末のみの利用であれば完全にオーバースペックとなり、大部分の使用枠を使い切れません。
コスト比較表
| プラン構成 | 月額費用 | 備考 |
|---|---|---|
| Pro + 追加使用料(控えめ) | 約$50 | 休日に適度に使用 |
| Pro + 追加使用料(集中使用) | 約$70〜$85 | 休日にがっつり使用 |
| Max 5x | $100 | 平日の使用枠は余る |
| Max 20x | $200 | 大幅に余る |
結論:Proプラン+追加使用料がおすすめ
休日集中型の使い方をする方には、Proプラン+追加使用料の組み合わせが最もコストパフォーマンスに優れています。
その理由は以下の通りです。
1. 必要な分だけ支払う合理性
追加使用料は使った分だけの従量課金です。平日に使わなければその分のコストは発生しません。Max 5xの$100固定費を払うよりも、実際の使用量に応じた支払いの方が無駄がありません。
2. 柔軟な使用量調整
休日でも作業量は日によって変わります。調子が良い日はたくさん使い、そうでない日は控えめに——そんな柔軟な使い方ができるのが追加使用料のメリットです。
3. 上限設定で予算管理も安心
追加使用料には月間の上限金額を設定できます。「今月は$50まで」といった予算管理ができるため、想定外の高額請求を防げます。
4. 損益分岐点
概算で、追加使用料が月$80を超える場合はMax 5xプランの方がお得になります。毎週末本当にがっつり使い込む方は、Max 5xも検討の価値があるでしょう。
追加使用料を活用するためのTips
最後に、追加使用料を賢く使うためのポイントをいくつか紹介します。
効率的なモデル選択
すべての作業にOpusを使う必要はありません。Sonnet 4.5やHaiku 4.5を活用することで、トークンコストを大幅に抑えられます。コードレビューや軽い修正にはHaiku、複雑なロジックの実装にはSonnetと使い分けましょう。
コンテキストウィンドウの管理
会話が長くなるほど入力トークンが増加します。新しいトピックには新しい会話を開始することで、不要なコンテキストへの課金を避けられます。
プロジェクト機能の活用
頻繁に参照するドキュメントはプロジェクトのナレッジに保存しておくことで、毎回アップロードする必要がなくなり、効率的にトークンを使えます。
上限設定の活用
追加使用料を有効化する際に、月間の支出上限を設定しておきましょう。予算オーバーを防ぎつつ、安心して作業に集中できます。
まとめ
「平日は軽く、休日に集中」という使い方をする開発者にとって、Proプラン($20/月)+追加使用料は最も合理的な選択肢です。毎月の固定費を抑えながら、必要なときだけ追加投資することで、無駄のないClaude Code活用が実現できます。
一方、毎週末かなりの量を使い込む方、追加使用料の計算が面倒な方、安定した使用量を確保したい方には、Max 5xプランという選択肢もあります。ご自身の使用パターンと予算に合わせて、最適なプランを選んでください。
参考リンク

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