大学で部活はどう変わる?高校の部活と大学の部活の違い

大学には、高校と違って部活だけでなく、サークルや同好会など様々な団体があります。
サークルや同好会でもスポーツなどは楽しめますが、かなりゆるめで、初心者も多いので部活を経験してきた方はイライラすることもあるかもしれません。
やはり、真剣に取り組みたかったり、ある程度高いレベルでスポーツをたのしみたいのであれば、部活がいいと思います。(サークルを選んだ人目線)
ただ、大学の部活って高校の部活と同様にきついイメージが強いですよね。遠征もたくさんあるみたいなのでお金もかかりそう・・・
大学のテニス部に入っているA君(仮名)に高校とどう違うのか聞いてみることにしました。
高校の部活と大学の部活の違い

以下A君が高校の部活と大学の部活の違いを語ります。
1. 全て自分たちで行う
高校では練習試合や練習会場、大会などの申し込みや練習日程の決定はだいたい部活の顧問がやっています。
それが大学になると全て自分たちで行わなければなりません。
これは体育会だけでなく、サークルや同好会でも同じです。
上の学年になると幹部になり、それぞれ役職をもつことになります。
主将、副主将はもちろん、大会の申し込みやホテルの予約などを行う主務、部費を集金したり振り込んだりとお金を管理する会計、そのほかにもホームページを更新する係やカメラを管理する係などがあります。
また、高校では部長や副部長は3年生がやっていたと思いますが大学では3、4年生になると就職や卒論で忙しくなるので2年生で幹部をやるところが多いです。
2. インハイクラスの大会に簡単に出場できる
高校でまじめに部活をしていた人なら最高峰であるインハイを目指していたのではないでしょうか。
インハイとは市や県の大会を勝ち上がった強者のみがいける大会です。
大学ではインカレがそれに該当しますが、実は体育会に入っていれば申し込みするだけで出場できます。
正確には学連に登録する必要がありますが、体育会に入る=学連に登録する、なので簡単に出場できます。
単純に高校より大学の母体数が少ないからですけどね。
3. 大会は地区別
先ほどもありましたが高校では市や県が中心になりますが、大学では近畿地区、中国地区、四国地区…といった地区別での大会が中心になります。
一番大きな大会は年に2回あるリーグ戦です。各大学が1部、2部、3部…と分かれて試合し、1部の最下位と2部の1位、2部の最下位と3部の1位…同士で入れ替え戦を行い、勝てば残留、負ければ入れ替えといった激アツな試合が繰り広げられます。
高校とは比べ物にならないくらいの盛り上がりです。実際リーグ戦が一番楽しいです。
この大会に出るためだけに体育会に所属しているといっても過言ではないです。ほかにも2地区、3地区での対抗戦があります。
終わりに
いかがだったでしょうか。
インカレ出てみたい!とかリーグ戦出てみたい!と思った人は体育会に入ってみてはどうでしょうか。
彼は、「普通に練習はキツイ」といっていましたが週3アルバイトしているし、単位を落とさないくらいには自由時間はあるみたいです。