【評価】ワイヤレス充電器が不便すぎる・・・

最近iPhoneXRを買った際に、どうせだから噂のワイヤレス充電してみたいと思って一緒にワイヤレス充電パッドを購入しました。
私が購入したワイヤレス充電パッドは「Belkin BOOST UP Special Edition Wireless Charging Pad」Apple Storeでも販売されているApple推奨のワイヤレス充電器です。
お値段なんと4000円!ちょっと高い!
こんなするんだしものすごく便利に違いない!
と思っていた時期が私にもありました・・・
目次
ワイヤレス充電の仕組み
コードをつながなくても充電ができる!ということは分かりますが、ワイヤレス充電の仕組みって知らない人が多いんじゃないかなと思います。
というわけで調べてみました!
調べたところ、ワイヤレス充電は「電磁誘導」を利用して充電を行っているとのこと。理系の方は聞き覚えのある単語ですね。
電磁誘導について簡単に説明すると、電圧を変化させて磁力の強さを変化させることで近くにあるコイルに電流を流すことができるて感じです。
絵で説明するとこんな感じ↓(絵がヘタなのはご愛敬)
だいたいわかりましたか・・・?
一応wikiも置いときますね。
ワイヤレス充電器の不便なところ
私がしばらくワイヤレス充電器を使って不便だなと感じたことはこんな感じです。
- 充電中寝転んでスマホをいじれない
- スマホがちょっとずれると充電できなくなる
- 1つのワイヤレス充電器につき一つしか充電できない
- 画面を上にしないと充電できない
- 充電に時間がかかる
充電中寝転んでスマホをいじれない
ワイヤレス充電器を使って充電するときはスマホを水平にする必要があります。
そのため充電しながら動画を見たりLINEをするときには下みたいな感じでしか使うことができません。
1.上からのぞき込みタイプ
2.ワイヤレス充電器ごともつタイプ
スマホゲームガチ勢の人は充電しながらスマホを使うことが多いと思います。しかし上のようなスタイルでしか充電しながら使えないのではスマホゲームのプレイングに支障が出てしまいます。
また、寝転んでスマホをいじることもできませんし、動画を見るのにも1の上からのぞき込む姿勢では疲れます。
スマホがちょっとずれると充電されなくなる。
ワイヤレス充電器で充電するにはパッドの真ん中あたりにスマホの中心を置かなくてはなりません。
ワイヤレス充電パッドのランプが光ってるのが分かりますか?これが充電中の印です。
ところが、下の写真のようにちょっとずれると充電されなくなってしまいます。
これがかなりやっかいで、例えば寝る前にちょっとずれていたり、枕元で充電している場合に寝ている間に当たって動かしてしまうと朝起きたら全然充電されてないなんてこともあります。
充電中は目印のランプがつくのでそれがちゃんと点灯しているか確認する必要があります。
一つの充電器につき1つしか充電できない
私が持っているものでワイヤレス充電できるものは、iPhoneXRとAirpodsの2つなのですが、ワイヤレス充電器を買うまではパッドの上に下の図のように半々で置けば両方同時に充電できるものだと思っていました。
しかし、そもそも2つ乗る大きさじゃないし、前述したように中心からちょっとずれてしまうと充電できなくなってしまうため、結局両方同時に充電するためには充電パッドが2つ必要になります。
ですが、充電ケーブルに比べてワイヤレス充電器は結構高いので経済的に厳しいです。
画面を上にしないと充電できない
下の写真のように画面を下にしておくと充電できないのでスマホリングを使っている方は要注意です。
ちなみに画面を上にした場合は、スマホカバー程度の厚さであれば問題なく充電できます。
素材によっては充電できないものもあるようですが、私が買ったマグネットタイプのスマホカバーはつけたままでも問題なく充電できました。
充電に時間がかかる
決して充電が遅いわけではないんですが、やはり充電ケーブルの方が圧倒的に早いです。
時間で言うと充電ケーブルは充電20%以下から30分~1時間ほどで最大まで充電できますが、ワイヤレス充電器の方は1時間~2時間ほどかかります。
しかも前述したように、充電中はスマホをいじることができません。スマホ中毒の方は辛いと思います。
ワイヤレス充電器のいいところ
一応ワイヤレス充電器のいいところも紹介。
ワイヤレス充電器のいいところを挙げるとこんな感じ
- コードを差し込む手間がない
- 断線の心配が無い
- 充電中に有線のイヤホンを使える
- Air PodsやAir Pods Proの充電に最適
コードを差し込む手間がない
ワイヤレス充電器は置くだけで充電できるため、コードを探したり、接続する手間がかかりません。
私の部屋にはスマホの充電器以外にモバイルバッテリーの充電器、switchのコントローラーの充電器、やその他諸々のコードが入り乱れているため探すだけでも結構大変なのですが、ワイヤレス充電器は1発で見つけることができるので便利です。
スマホにコードがなかなか刺さらないイライラも無くなってストレスフリーです!
断線の心配が無い
充電ケーブルの一番の難点が断線が起こりやすいこと。
この断線は充電ケーブルをスマホにつなぐ動作を何度も繰り返すうちに消耗して起こるのですが、ワイヤレス充電機の場合は設置場所を決めたら基本的に動かすことはないのでよほど乱暴な使い方をしない限りは断線することがありません!
充電中に有線のイヤホンを使える
最近のiPhoneはイヤホンジャックがなくなったので、イヤホンを使うためにはワイヤレスイヤホンを使うか、ライトニングコネクタ(充電器挿す場所)にさして使うイヤホンジャック変換アダプタを使う必要があります。
ワイヤレスイヤホンを使っている人は大丈夫ですが、後者の変換アダプタを使っている方は充電中は変換アダプタを使わないと音楽が聴けなくなってしまいます。
ワイヤレス充電器ならば、充電中でもライトニングコネクタを使えるので、変換アダプタを使っている人も充電しながら音楽を楽しむことができます。
Air PodsやAir Pods Proの充電に最適
Air Podsをワイヤレス充電パッドで充電する時は、スマホと違って小さいのではみ出たりして朝起きたときに充電できていなかったと言うことは起こりません。
Air PodsやAir Pods Proを使っている方は共感してもらえると思うのですが、コードで充電するのはスマホ以上に面倒なんです!
玄関などの手の取りやすい場所にワイヤレス充電パッドを設置して、外から帰ったらそこにおいて充電しておき、外出する時にはパッと手に取りことができます。
現状Airpodsシリーズ専用
Airpodsを充電するのであればまあ便利です、本体が小さいため多少中心からずれた場所に置いても充電されます。
充電中は別に使うことはないので充電中の問題も特になし。
現状ワイヤレス充電器を使って充電するのはメリットよりもデメリットが多いため買う必要は無いかと思います。
せめて寝転びながら充電できるようになってからですね。
もし買うのであれば
もしこの記事を読んでもワイヤレス充電器を使いたいと思うのであればAppleストア以外で買うことをおすすめします。
私はAppleストアでワイヤレス充電器を買いましたが、5000円とめちゃくちゃ高いです。
Amazonや楽天で探せば安いものは1500円から3000円ほどで買えるのでそちらで買うことをおすすめします。